ラノベと携帯小説の読者層が違うからこそ深刻なのかもしれない

痛いニュース(ノ∀`) : 【ケータイ小説】モバゲー小説大賞で優秀賞を受賞した作品がエロゲの丸パクリな件 - ライブドアブログ

実際の小説読んで見なきゃなんともいえないけど。

いつも思うんだけど、ギャルゲーのシナリオはホントに秀逸なのが多いと思うんです。俺はゲームとかアニメは好きだけど、それ以上に映画とか小説も好きでそれなりの数の作品を見てきた、つもり。で、客観的に見てもギャルゲーのシナリオはよく出来てる。それがあまり世間に露出していなかったのは、やっぱりほとんどが18禁のゲームで、ゲームの中でもどっちかというとアングラな部類に入るからだ(そりゃそうだ)
  今回の件で気になったのは、ジャンルがラノベじゃなくて携帯小説という点。これが書籍化しても携帯小説の読者で、元ネタがゲームだなんてこと気付く人ほとんどいないんじゃないだろうか。ヒットの可能性もある。
 同じ恋愛物でも、恋愛小説とは全くベクトルが違うものだろうから。
 
恋愛小説は心の葛藤を描く。それに対して読者は共感して感情移入する。でもそれは縛りでもある。恋愛というジャンルは人気があるからこの手の作品は世の中に溢れている。そんなありふれた作品の中に、実は現実はループしていた、とか前世がどうたらこうたらとか、ぶっ飛んだ設定の作品が小説という形でちょっとでも話題にあがったら……。皆飛びつく、かもしれない。