12月発売予定の VOCALOIDクリプトン | 鏡音リン・レン act2(KAGAMINE RIN/LEN act2) | クリプトン

公式サイトのシルエットが凄い気になる……。
12月ってわりと近いよなぁ。初音ミクが発売されたのが今年の8月だから約4ヶ月のインターバルとなる。

そこで気になるのがクリプトンが次はどういった路線で攻めてくるのか。
そもそもクリプトンが凄いところはこの初音ミクブームをある程度狙っておこしたという点だ。

ニコニコ動画という「聖域」で愛されてほしい
 ニコニコ動画では、初代VOCALOIDMEIKO」を使った動画がすでに人気だった。佐々木さんは「初音ミクもニコニコの視聴者の方々に愛されてほしいと淡い期待を寄せていた」としながらも「ニコニコは私のような制作・販売サイドの社員が邪念をもって接してはいけない『聖域』のように感じている」と謙虚だ。

 販売目標は「見失った」という。「現時点で、音楽制作ソフトとしてはありえない記録的な本数なので……。むしろ今回の販売本数に気をとられず、新しいシンガーや、操作を分かりやすく解説した本などを充実させて、末永く愛用していただける楽しいVOCALOIDを作っていきたい」

異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野 - ITmedia NEWS

でも、狙い通りのブームが起きた今、状況は大きく変わった。VOCALIDの可能性についてはいろんなサイトやブログで散々語られている。それだけ注目度は高い。

バーチャルアイドルはあと2作展開する予定だ。第2弾はかわいらしくパワーのある声質で、リスナーが元気になるようなアイドル、第3弾はクールなアイドルになる可能性が高いといい、「ニコニコ動画で人気の声優」を起用する可能性もあるという。並行してアイドル以外の企画も展開したいという。
異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野 - ITmedia NEWS

かわいらしくてパワー……。
で、2作目でクリプトンが試されるのが「ミクとの差別化」だと思う。
DTMでブームを起こしたクリプトンは更なる進化を求められているのでは。とあるブログでは、将来的にはVOCALOIDは歌手をも脅かすのでは、とまで言われる加熱ぶり。
キャラクター・ボーカル・シリーズ」を確固たるジャンルとして築き上げたクリプトンに求められるのはDTMとしての技術的な進歩。
もはやニコニコ動画で活躍する職人達は、キャラクターが可愛い、程度じゃ満足できないはず。ミクよりもっとおもしろく、リアルな曲が作れるか。

とにかくミクの妹がアイドルとしてブレイクできるかは、プロデューサーのクリプトンにかかっている訳です。